
はじめるからには失敗したくないし、みんながどうやって習い事を選んでいるのか知りたいわ。何を重視すればいいのかしら?

どうも、とっしーです。
お子さんの習い事、せっかくなら楽しんで、いろんなことを吸収してほしいと思いますよね。それに、はじめるからには失敗したくないと思うのは当然です。
でも、習い事の選び方を間違えてしまえば、お子さんにとって習い事がストレスになり、辞めたくなる原因になってしまいます。
この記事では3児の父であり、数々の習い事の体験会に参加した私、とっしーの経験やママ友の悩みからみちびき出した答えを書いています。
お子さんに合った習い事の選び方が分かるだけじゃなく、習い事に対する考えが変わるでしょう。
- 【一番大事】お子さんの好きなこと、興味のあることから探しましょう。
- あなたが習い事を決めてしまうことのないようにしましょう。
- 事前に体験教室・見学会へ参加し、先生や教室がお子さんに合うかチェックしましょう。
☆習い事で得られるのは技術だけじゃありません。目に見えない能力が身に付きます。
☆私たちができることは「やらせる」のではなく、「おすすめ」することです。
目次
子供の習い事の選び方のコツを3つ紹介します。

【一番大事!!】お子さんが好きなことから探しましょう。
習い事をやるのはお子さんです。お子さんをしっかりと観察し、好きなことや興味のあることから習い事のヒントを探してください。
【ステップ1】まずは、観察!!好きなことや興味をさがしましょう。

あとは、先生から「細かい工作作業が得意ですね」と言われたこともあるわ。毎日を振り返ってみればけっこう気が付くことがあるものなのね。

お子さんを観察して、好きなことが発見できたら、次はお子さんにすすめてみましょう。
【ステップ2】お子さんにすすめてみる。
あなたがお子さんの好きなことからみちびきだした習い事をすすめてみてください。


お子さんの好きなことが、分かったからといってすぐに習い事をきめてしまうのは、ちょっと待ってください。
あなたができることは、どんな習い事あるのか、どこでやっているのかなどの情報提供だと私は思います。

小学生にもなれば、自分で好きなことはある程度分かっているでしょう。その場合も、体験教室に参加して、本当に「好き」なのかを見きわめて、話し合ってからはじめてくださいね。
どんな習い事があるか調べたい、選択肢を増やしたい方はこちらの記事をどうぞ。
あなたが習い事を決めてしまわないようにしましょう。
習い事を決めるときに、あなたの希望をお子さんに押し付けてはいけません。教育評論家の新野智可等さんはこのような考えをお持ちです。
そもそも、「何をやらせたい?」という問い自体がおかしいです。
これは、今の日本で「習い事は親がやらせたいことをやらせるのが当たり前」と考えられていることの証拠です。本当は、子どもの習い事は子どもが主人公でなくてはならないはずです。
つまり、子ども本人の興味・関心や向き不向きを基に決定されるべきものなのです。それなのに、本人はないがしろにされて、親の意向が優先されています。
引用:東洋経済ONLINE
- 自分が子供のころに野球をやっていたからやらせたい。
- 子供のころにバレエをやりたかったけど、やらせてもらえなかったから、子供にやらせたい。
など、あなたの願いをお子さんに押し付けてはいませんか。


事前に体験教室・見学へ参加しましょう。先生や教室がお子さんに合うかチェック!!
お子さんに合った教室を選ぶためにも、できれば複数の教室から選びたいですね。事前に予約してから参加し、次のポイントをチェックしてくださいね。
- 【重要】お子さんが楽しめているか。
- 先生の教え方や子供との相性はどうか。
- 教室や通っている子供の雰囲気。
- 教室の独自のルールの有無を確認する。
(お茶当番や保護者参加の行事など) - 通える距離であるか。

あと、先生との相性も大事だよ。以前、習い事の無料体験に参加したけど、人見知りなうちの子には、ねばり強く子供に寄り添ってくれる先生と相性がよかったな~。

体験会に参加した記事はこちら。

あとね、習い事でなにを身につけられるか知りたいの。やるからには、なにか身につけて欲しいってよくばってしまうのよね。
習い事によって得られることは技術(スキル)だけじゃありません。

習い事をはじめると、つい結果や技術の習得ばかりに期待してしまいますが、それだけがすべてではありません。むしろ、習い事で得られる目に見えない能力の方が大切だと私は思います。
最近よく耳にする「非認知能力」という言葉を知っていますか。簡単にいいますと、IQやテストの点数のように数値化できない能力のことをいいます。
具体的には、
- 自分に自信が持てる
- 最後までやりぬく力
- コミュニケーション力
- 目標に向かって頑張る力
- 自制・自立性
- 協調性
など


ただ、好きで夢中になって、続けられる習い事でなければ、これらの能力も身に付きません。
東京成徳大学の夏原隆之助教授が、小学3年生〜中学3年生までの1581人を対象に実施した「子どもの非認知スキルの発達とスポーツ活動との関連性」調査で、スポーツ経験のある子どもは、自制心、忍耐力、目標指向などの非認知能力が未経験者に比べて高いことがわかりました。
また個人スポーツよりも集団スポーツの経験者が非認知能力が高い傾向があること、さらに、スポーツ活動歴が長い子どもほど非認知能力が高くなる傾向があることが分かりました。
この調査はスポーツに限っていますが、非認知能力は、演劇、ダンス、吹奏楽、合唱など、アート系の集団の習い事でも鍛えることができます。どんな習い事に参加しようとも重要なのは「長く続ける」ことです。
引用:Newsweek
好きじゃないと頑張ろうと思いませんよね。興味があるから、一生懸命に努力できるのではないでしょうか。ですから、お子さんの「好き」や「興味がある」を習い事にすることをおすすめしたいのです。
やりぬく力、「グリッド」についてはこちらの記事を参考にしてください。
あなたができることは「やらせる」じゃなくて「おすすめ」して応援することだと私は思います。

お子さんの習い事を選ぶときには、たくさんの習い事や体験を「おすすめ」してあげましょう。そして、やりたいことが見つかれば、ぜひ応援してあげてくださいね。
よく、「うちの子はスイミングをやらせているの。自分が泳ぐのが苦手だったから、将来泳げた方がいいと思って。体力もついてカゼをひきにくくなったの。」というような会話やネットでの口コミを目にすることがあります。
「やらせている」というのは、お子さんから「やりたい」と言われてやっているように思いますか。

いけないというわけではありません。実際、子供に合っていて、上手くなったり、ずっと続けられる子供もいます。親に感謝してるという意見もたくさんありました。
しかし、「やらされた」子達の中には習い事が合わなくて、イヤになってしまう子もいるということです。そうならないためにも、好きになれる習い事に出会える確率を増やしてあげて欲しいと願います。

習い事以外にも、地域で行われる自然体験や、科学体験がありますよね。あと、公園での遊びでもいいのではないでしょうか。
例えば、
- 「○○ちゃん、料理するの好きだったよね。今度、公民館で料理教室があるんだって~。行ってみない?」
- 「○○くん、この間行った公園に新しいアスレチックができたんだって~。違う公園のアスレチックは全部クリアしちゃったし、今度の土曜日に行ってみない?」
といったようにおすすめしてはどうでしょうか。
体験や経験をたくさんしていくことで、自分の中の選択肢がふえ、「好き」を見つけていけるのではないでしょうか。お子さんだけでは選択肢をふやすのに限界があります。
あなたの役割はそのお手伝いをすることだと私は思います。ぜひ、お子さんの情報屋になってください。

私にできることは応援することなんだと気づいてからは、アドバイスじゃなくて情報提供ぐらいにとどめて、相手に選んでもらうように気をつけるようになったわ。
習い事選びもそれと同じってことね。
子供が求めていない習い事をおしつけず、やりたいことを見つけるお手伝いをして、それを応援できるようにならなくちゃね。

ついつい自分の思うようにコントロールしたくなっちゃうけど、一人の人間として接してあげなくちゃいけないよなぁ。
まとめ~お子さんをじっくり観察しましょう。
- 【一番大事】お子さんの好きなこと、興味のあることから探しましょう。
- あなたが習い事を決めてしまうことのないようにしましょう。
- 事前に体験教室・見学会へ参加し、先生や教室がお子さんに合うかチェックしましょう。
☆習い事で得られるのは技術だけじゃありません。目に見えない能力が身に付きます。
☆私たちができることは「やらせる」のではなく、「おすすめ」することです。
好きな習い事を選ぶことができれば、スキルだけじゃなく、目に見えない能力(非認知能力)も身につきます。そうなれば、お子さんの将来がますます楽しみですね。
まずはお子さんをじっくりと観察してみてはいかがでしょう。きっと、今まで気がつかなかったお子さんの一面に気がつくはずです。そこからどんどん選択肢をひろげていけるといいですね。
習い事を検討しているなら、こちらの記事はいかがですか。
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「プログラミングが得意になったら、将来どんなことに役立つの?」
「プログラミング教室?費用が高そう…。」
などなど。たしかに、ネガティブになる気持ちも分かります。ただ、AIなどITの技術は日進月歩であり、お子さんがITに関する知識を増やせたらいいですよね。プログラミング教室と言っても、それぞれの教室に特徴があります。
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