

どうも、とっしーです。
小学校でプログラミング教育が始まったのをきっかけに、保育園や幼稚園に通うお子さんについてもプログラミング教育への関心が高まっています。
ちょっと勉強してみたいとは思っても、小さい子がプログラミングできるのか、まだ早いのではないか、と迷ってしまいますよね。
しかし、幼児や低学年のお子さんでも、自宅で、しかも無料で学べるプログラミングアプリがたくさんあります。
お子さんに合ったアプリを選ぶことができれば、小さいお子さんでも、ICT(情報通信技術)を活用して表現する力を大きく伸ばすことができます。
この記事では、幼児から低学年のお子さんにおすすめの無料プログラミングアプリを厳選して紹介します。最後まで読むと、お子さんの能力を伸ばすプログラミングアプリの選び方がわかりますよ。
- Viscuit(ビスケット)【4歳から】
- Springin’(スプリンギン)【4歳から】
- Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)【5歳から7歳】
- プログラミングゼミ 【ひらがなが読める頃から】
- 操作が簡単で、直感的に理解できる図を使ってプログラミングができるもの。
- 遊びを通して子どもの創造性を伸ばすもの。
- 小学校以降のプログラミング学習につながるプログラミングの要素を学ぶことができるもの。
- 作った作品を他の人と共有し、表現力を磨くことができるもの。
目次
無料で学べる子ども向けプログラミングアプリ厳選4つ

たくさんある子ども向けプログラミングアプリの中から、特に幼児から小学校低学年のお子さんにおすすめの無料アプリを厳選して4つご紹介します。
Viscuit(ビスケット)

引用画像:Viscuit公式サイト
- 対象年齢:4歳から
- 学習環境:パソコン、タブレット、スマートフォン
ビスケットは、文字を使いません。まず絵を描き、その絵が少し後にどっちに動くかを絵で示すことで、コンピューターに動きを教えるプログラムです。
難しいことを覚えなくても、アニメーション、ゲーム、動く絵本などを簡単に作ることができます。
操作方法は、「めがね」という仕組みに自分の書いた絵を入れます。これでコンピュータに絵の変化の仕方を教えることができます。基本的にはこれが全てです。
一見単純そうに感じますが、実はいろいろな動きをつくる事が可能で、無限の可能性を秘めています。
公式サイトの使い方を見れば、すぐに使うことができますが、よりしっかり自宅学習を進めたい方は、こちらのテキストを購入するのもおすすめです。
小学校低学年から一斉授業で使用出来る内容です。順序良く読んでいけば簡単なものから複雑なものまでちゃんと作成出来て、子供たちも大喜びです。
基本のメガネで変化する事さえ理解すれば誰でも作れるシステムは素晴らしいの一言。
色々なアイデアはとても刺激になり助かっています。もうすぐ4歳になる息子と一緒に本を読みながらやってみたら、あっという間に操作に慣れました。直感的に操作出来るからでしょうね。
年少、年中の娘たちに購入しました。年少の娘は難しくて少しとっつきにくい感じですが、一歳上の姉は割とスムーズに遊んでいます。
自分で作った絵が動くので楽しいようです。
次はどんな絵を描いて動かしてみようかななど想像力も膨らんでいるようです。自然とプログラミング思考が植えつけられるとてもいいアプリだなと思いました。幼稚園向けのプログラミング教室がなかなかないので自宅でできるビスケットアプリはとても勉強になっていいです。
(引用)Amazonカスタマーレビュー
プログラムを作成するには、論理的思考力が必要ですが、その前にコンピュータの出来ることを知り、コンピュータに何をさせたいかを発想することが大切です。
ビスケットは、少し難しい論理的思考の部分はコンピュータに任せ、コンピュータを自由自在に操りながら創造していく力を養っていけるアプリです。


Springin’(スプリンギン)
リンク:Springin’公式サイト
- 対象年齢:4歳から
- 学習環境:iPad、iPhone
スプリンギンは、文字を使わず、まず絵を描き、その絵に属性と呼ばれる性質や動きを与えることで動かすプログラムです。
難しいことを覚えなくても、アニメーション、ゲーム、動く絵本などを簡単に作ることができます。
絵に与える属性は、重力がある、回転する、反発する、音が鳴るなどの動作を指示するプログラムで、分かりやすい絵で表現されています。
作った作品をアプリ内のマーケットに出品できて、ダウンロードされるとコインがもらえるという仕組みがあり、誰もがクリエイターになることができます。
公式サイトの使い方を見れば、すぐに使うことができますが、しっかり自宅学習を進めたい方は、こちらのテキストを購入するのもおすすめです。
スプリンギン。子どもに教えてもらったスマホ用アプリですが、プログラミングを生業にしている私にとっても衝撃的に面白い!なので、ちゃんと学ぼうと思い本書を購入。
基本的な使いかたをバッチリとマスターできる良書でした。子どもたちにとって、スマホでプログラミングがはじめられ、しかも本格オブジェクト指向が、知らない間に身についている!!
アプリ内での小さな商圏(リアルなお金取引はまったく発生しません)もあり、プログラミングにとどまらず、社会の仕組みも学べちゃう!本書は親御さんにとって、お子さまの様々な成長を見守る手助けになると思います。
「子ども時代は外でしっかり身体を動かして欲しい。ゲームは苦手だと思っていた」大学保育科の教員をしているものです。
幼児教育に携わって25年経ちますが、この『スプリンギン』に出会い、考えが変わりました。
一般的なゲームなどとは違って、『自分でつくった絵が、(本にもあるように)魔法がかかって、動き出す瞬間』の子どもたちの目の輝きや、組み合わせて作成していくさまに、思わず私も「自分でもやってみよう」と本を見ながら取り組んでみました。おすすめです
(引用)Amazonカスタマーレビュー
スプリンギンは、解説が充実している、直感的な操作でプログラミングできる、作ったプログラムを仮想市場で売買できるといった、多くの魅力があります。
それに加えて、「無重力だった場に重力が生じると物が落ちる」、「平面を物体が滑っている時、平面に摩擦を与えると物体が回転する」、などの物理現象を疑似体験できる点もおすすめです。


Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)

引用画像:Scratch Jr公式サイト
- 対象年齢:5歳から7歳
- 学習環境:iPadやAndoroidなどのタブレット端末、パソコン
スクラッチジュニアは、プログラミング用の図形ブロックを組み合わせて、キャラクターを動かすプログラムです。
文字が一切使われておらず、絵が描いてあるパーツを動かすだけでプログラミングができ、アニメーション、ゲーム、動く絵本などを作ることができます。
操作方法は、まずキャラクターを準備します。次に図形ブロックを組み合わせて動きのプログラムを作り、これをキャラクターにつけます。
スクラッチジュニアは、小学校のプログラミング教育でよく使われているScratch(スクラッチ)を、低年齢で使えるように変えたものです。
公式サイトの使い方を見れば、すぐに使うことができますが、しっかり自宅学習を進めたい方は、こちらのテキストを購入するのもおすすめです。
5歳の息子と初めから本をみながらプログラミングをしていきましたが、最後まで作ることができました。今では、息子1人でオリジナルのプログラミングを考えて作れる状態になりました。
知人のお子さん(5歳)にプログラミングを教えることになり購入した。
最初は興味がなくすぐ飽きてしまっていた。そのため、授業も苦戦した。しかし、何本がプログラムを仕上げるうちに楽しさがわかったようである。
やりたいことを実現するために先生(私)のいうことを素直に聞くようになった。アルゴリズムも真剣に考えるようになった。正直驚いた。プログラミングの幼児教育の可能性を広げる1冊である。
(引用)Amazonカスタマーレビュー
文字を使わないプログラミングですが、並列処理やくり返しといった、基本的なプログラミングの要素を学び、組み合わせて作品を作ることができます。
スクラッチジュニアは、低年齢の子どもでもプログラミングができるように、プログラミング言語を最もわかりやすく翻訳したものとしておすすめです。


プログラミングゼミ
リンク:プログラミングゼミ公式サイト
- 対象年齢:7歳から
- 学習環境:パソコン、タブレット、スマートフォン
プログラミングゼミは、プログラミング用の命令ブロックをつないでキャラクターを動かすプログラムです。
ブロックにひらがなで文字が書いてあるため、対象年齢が7歳からとなっていますが、ひらがなが読めれば、幼児でも遊ぶことができます。
操作方法は、用意されたキャラクターまたは自分で描いたキャラクターに、命令ブロックをつないで作った動きをつけます。
自分が作った作品をアップロードしたり、他の人が作った作品を見たりすることができる「みんなのさくひん」モードがあり、モチベーションアップにつながります。
導入用の電子書籍もありますが、公式サイトの使い方ガイドや指導例が大変充実しているので、まずはそれを見てやってみるのがおすすめです。
小2の息子がものすごく気に入っています。Scratchみたいな感じですが、ヒントや練習問題があったり、レベルが上がったり、キャラがすごく可愛かったりで、ガンガンやってます。教えなくっても、習いに行かなくってもプログラミング学習がタダで出来ちゃいます!
Scratchとそっくりですが、丁寧に作られた良い教材だと思います。適応する年齢には個人差があるでしょうが、ヒント動画もあり、学習が進めやすいでしょう。他の環境でも同アプリが公開されているようですので、その点も素晴らしいと思います。
(引用)Amazonカスタマーレビュー(プログラミングゼミアプリのレビュー)
プログラミングゼミは、公立小学校のプログラミングの授業を通して生まれたシステムで、低学年から高学年までの発達段階に合わせて学習できるように設計されています。
学校での学習の準備としてプログラミングを始めてみたい方におすすめです。


プログラミングを学びはじめるのは何歳からがいい?

プログラミングの学習をはじめるのは、何歳くらいからがいいのでしょう。
プログラミングの学習=プログラミング言語の習得と考えると、一般的には小学生になってから、特にコードを書くプログラミングは3年生から学ぶのがいいとされています。
私はこれまでの指導の経験から、
「幼稚園生は、まだ早いです。」
とお応えしています。「早い子は小1の1学期、普通は小1の冬くらいからです。ひらがなを書けるようになり、少し漢字を使えるようになった頃が目安です。」
と説明を添えます。コンピューターの使い方は1から教えますが、文字から教えていたのではプログラミング教室になりません。
(引用)なぜプログラミング教室は小学生からなのか?(mana-viva.jp)
しかし、プログラミング教育では、プログラミング言語そのものだけではなく、以下のことも学ぶことができます。
- プログラミング的思考力(意図する活動を実現するために、何をすればよいかを論理的に考える力)を育む。
- 試行錯誤を通して物事を深く探究する心を育てる。
- 失敗も1つの経験であり、成功に役立つものであることを知る。
- プログラミングに役立つ思考や興味・関心を育てる。
- デジタル機器の使い方やネットリテラシーについて知る。
これらのことを学ぶのに、必ずしも文字は必要ありません。

特に幼児から小学校低学年の子どもに対しては、遊びながら学べる様々なプログラミング教材が開発されています。
子どもに合ったプログラミング教材を使えば、自宅での遊びを通してプログラミングを学ぶことができます。
子ども向けプログラミングアプリの選び方
これまでに紹介したプログラミングアプリは、すべて操作が簡単で、直感的にわかる図を使ってプログラミングができるようになっています。
ビスケットとスプリンギンは、プログラミングに縛られすぎず、遊びを通して子どもの創造性を伸ばすことができます。
スクラッチジュニアとプログラミングゼミは、小学校以降のプログラミング学習につながるプログラミングの要素を学ぶことができます。
また、これらのアプリでは、作った作品を他の人と共有し、比較・評価し合うことができるので、もっと良いものを作りたい、学びたいというモチベーションを高めることができます。
- 他の人の作品の良い部分を自分の作品にどう取り入れるかを考える。
- 自分の作品が他の人にどう評価されるかを意識しながら作品をつくる。
といった経験は、人と人とをつなぐICT(情報通信技術)を活用して表現力を磨くことができる貴重な場となるでしょう。
- 操作が簡単で、直感的に理解できる図を使ってプログラミングができるもの。
- 遊びを通して子どもの創造性を伸ばすもの。
- 小学校以降のプログラミング学習につながるプログラミングの要素を学ぶことができるもの。
- 作った作品を他の人と共有し、表現力を磨くことができるもの。
自宅で学べるプログラミング教材には3種類あります。

自宅で学べるプログラミング教材には、
- プログラミングアプリ
- プログラミングトイ
- オンラインのプログラミング教室
の3つの種類があります。
この記事で紹介したプログラミングアプリは、自宅のパソコンやタブレット、スマホで使うことができ、大変手軽な学習方法です。
プログラミングトイは、「知育玩具」として気軽に遊びつつ、プログラミングの基礎を学ぶことができます。
ロボット、ブロック、ボードゲーム等の種類があり、対象年齢に合ったものを購入すれば、自宅でプログラミングを学習することができます。
こちらの記事では、プログラミングトイについても紹介していますので、ぜひご覧ください。
オンラインのプログラミング教室は、プログラミング教室に通うより受講料が安く、時間的な制約も少ないというメリットがあります。
無料体験ができる教室もありますので、こちらの記事もぜひご覧ください。
まとめ~無料プログラミングアプリでお子さんの能力を伸ばそう。

お子さんにプログラミングを学ばせたいと思ったら、まずは無料の教材で試してみましょう。幼児から低学年のお子さんには、以下のアプリがおすすめです。
- Viscuit(ビスケット)【4歳から】
- Springin’(スプリンギン)【4歳から】
- Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)【5歳から7歳】
- プログラミングゼミ 【ひらがなが読める頃から】
幼児から低学年のお子さん向けのプログラミングアプリを探すときは、以下の基準で選ぶとよいです。
- 操作が簡単で、直感的に理解できる図を使ってプログラミングができるもの。
- 遊びを通して子どもの創造性を伸ばすもの。
- 小学校以降のプログラミング学習につながるプログラミングの要素を学ぶことができるもの。
- 作った作品を他の人と共有し、表現力を磨くことができるもの。
コロナ禍により、実際に足を運んで新しい習い事をはじめたり、新しい人間関係を作ったりすることが、少し難しい状況になっています。
しかし、子ども達の成長も、世の中の進歩も、待ってはくれません。
プログラミングアプリを使って、同じ学習をしている子ども達とオンラインつながれば、お子さんが作り上げた作品を比較・評価し合い、ICT(情報通信技術)を使った表現力を磨き合うことができます。
今こそ、オンラインで能力を伸ばすこと、人とつながることを試す、絶好のチャンスです。
無料で使えるアプリで、お子さんの能力を伸ばすプログラミングを始めてみませんか?
・送迎不要!コスパ抜群のプログラミング教室3選
あなたがお子さんに望むことは何ですか?
- 自分から進んで学ぶ子に育ってほしい。
- 物事をじっくり考えて、試行錯誤してほしい。
- 読解力を身に付けて学力アップしてほしい。
あなたの願い、プログラミング教室がかなえてくれます。
⇒ 子ども・小学生向けプログラミング教室おすすめ3選
「プログラミング教室って、パソコンやタブレットをつかってプログラムを組むんでしょう?なんだか、難しそう…。わたしもよくわからないし。」
「プログラミングが得意になったら、将来どんなことに役立つの?」
「プログラミング教室?費用が高そう…。」
などなど。たしかに、ネガティブになる気持ちも分かります。ただ、AIなどITの技術は日進月歩であり、お子さんがITに関する知識を増やせたらいいですよね。プログラミング教室と言っても、それぞれの教室に特徴があります。
お子さんが
あなたの願いをかなえるプログラミング教室があります。
詳しい内容はこちらをご覧ください。