それに小学校にあがる前までの期間、どういう学習をさせるのが良いか知りたいね。
どうも、とっしーです。
様々な能力がぐんぐん発達する幼児期、成長のタイミングを逃さずに我が子の力を伸ばしてあげたいですよね。
小学校入学前に習い事をするとしたら、どのように選んだら良いのでしょう。また、何歳位で、どんな習い事ができるのでしょうか。
この記事では、幼児期の習い事の選び方のポイントが分かります。年齢に合わせた習い事もご紹介します。
お子さんもあなたも楽しめる習い事が見つかると良いですね。
目次
幼児期の習い事の選び方
お子さんが3歳くらいになり、好奇心・知識欲が旺盛になって、何か習い事をしたいと意志表示してくれるなら、習い事を決めるのは簡単です。
習い事は、お子さんが「楽しい」「もっとできるようになりたい」と思えるものを習うのが一番だからです。
意思表示がなくても、性格や興味・得意な事があれば、お子さんが楽しめそうな習い事をする機会をあなたが作ることもできますね。
では、まだお子さんが意志を示すことができない時期、または意志は示せる時期でも興味がはっきりしない場合に習い事を選ぶ際は、どのように決めるのが良いのでしょう。
幼児期の習い事は親子で参加するものも多いですね。
その場合は特に、一緒にいるあなたが楽しそうでなければ、お子さんも楽しい気持ちになれません。せっかくの経験の場である習い事の効果が薄れてしまいます。
まずはあなたも楽しめそうなものを見つけましょう。
①親子で楽しめる場所を探す
親子で無理なく通える内容・場所で探しましょう。お子さんにとっては、あなたと一緒の時間を過ごせることが一番、あなたにとっては楽しくてストレス解消になることが一番です。
親子で楽しむ場所に出かけるつもりでリトミックに行ってるって言ってたわ。
https://twitter.com/andante45_fg/status/1329368214908792833
リトミックに限らず、あなたが習い事の日を楽しみと思うことができれば、お子さんにも自然とその気持ちが伝わりますよね。
多くの研究成果によると、子育ち環境に必要な要素とは、安全で安心な状況のもとで、子どもへの身体的接触や言葉かけ、ほほ笑みや応答がタイミングよく愛情に満ちた形で一貫して提供されること、不必要な制限や罰が回避され、 年齢相応の自主性を促す環境と豊かな外部社会や物的な環境があり、育児へのサポートがあることである。
お子さんは、あなたの体温を感じ笑顔を見ることで、安心して能力を伸ばしていきます。同じ習い事に通ったとしても、あなたが笑顔でいられるかどうかで効果に差が出てくるのです。
幼児期の習い事においては親子で楽しむのがとても大切です。
さらに、一緒に取り組み、間近で接することにより、お子さんが興味を示すものや得意な事がみえてくるというメリットもあります。
②興味を広げるために幅広い体験をさせる
習い事は、何かを上達させる為ではなく、学びと遊びの境目なく多くを吸収する時期に、より広い体験をさせる場と捉えてみましょう。
複数の習い事をする場合、スポーツ系・学習系と異なる分野から選ぶということをよく耳にしますが、幅広い経験をさせて得意なものを見つけるという意味でも良いですよね。
親子リトミック、わらべうた、ベビーサインと予約してたら全て今週だった😳😂乗り切れるかな?w
無理だったらキャンセルしよ🐣
でも全部楽しいんよな〜ニコニコしてるし、そういう所ってずり這い、ハイハイ、お尻持ち上げ、寝返りしてる子満載で我が子も私も刺激を受ける😌💕ちな娘は寝返り右周りのみ— 2歳娘と7mえりちゃん4月復帰 (@6w90636455) February 10, 2020
つい習い事に直結したスキルが高まっているかという点が気になりがちですが、幼い頃から習い事をしているからといって、その分野で必ず際立った活躍ができるわけではありません。
しかし目立つスキルが身につかなくても、子どもにとっては貴重な体験として残ります。
この時期に、何かができるようになる成功体験や、新しいことを知る楽しさを覚えると、その後の学ぶ姿勢に生きてきます。
③年齢・発達段階に合わせた習い事を選ぶ
幼児期は年が同じでも、その子によって「できること」「まだできないこと」が大きく違います。周りがこうしているから我が子にも、という考えは禁物です。
お子さんの発達段階、性格をよく見て、無理なく楽しめる習い事を選びましょう。

(画像引用)ベネッセ教育総合研究所
上の表に表れているように、未就学児が習い事をしている比率は、2000年から2015年の間、大きな差が出ていません。
脳の80%は0歳から3歳、遅くとも5歳ごろまでには基礎が完成してしまいます。残りの一生は、5歳ころまでに培ったものをベースに生きていくのです。
ですから、5歳ころまでに脳のポテンシャルをどれだけ開花させられるかが、その人の「かしこさ」を決めると言っても過言ではありません。
(引用)脳の8割が完成”5歳まで”にやるべきこと ドーパミン・サイクルを養う方法 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
ただ、焦って周囲と合わせるように習い事をさせてはいけません。子どもの個性・性格・できる事をよく見ながら選びましょう。
体験レッスンも上手に使って、苦手意識を持つ前に色々な経験をさせてあげられると良いですね。
年齢によって発達する能力がどんどん変わる幼児期、どのような習い事があるかみてみましょう。
0~2歳におすすめの習い事
まだママと離れるのは怖いという子も多い時期、パパママも同席できるレッスンなら子どもも安心です。親子一緒に楽しむことで絆が生まれます。
リトミック

リトミックは0歳からでも参加できる習い事です。感じたことを楽器を使ったり体を動かしたり音楽で表現することで表現力が養われ、リズム感もつきます。体を動かすので瞬発力がつき、いずれスポーツを始める時にも役立ちます。
親子で音楽に触れる時間は癒しの時間になりますね。
水泳

スイミングは年齢問わず人気の習い事です。
ベビースイミングは運動量はそれほどありませんが、水の中で体を動かすのは筋力や心肺機能強化になります。水中は浮力があるので骨や関節に負担をかけず、全身が鍛えられます。
また、水を怖がらなくなり免疫力がつくというメリットもあります。
お風呂で頭を洗うのを怖がって泣いてしまうお子さんにも、おすすめです。
英語

絵本や音楽で、苦手意識を持つ前に英語に触れる事ができます。
幼いうちから耳にしていると、発音を聞き分けられる「英語耳」が養われます。
「英語耳」が養われると、英語を聞いた時に頭の中で日本語に訳することなく理解できる「英語脳」になっていきます。
また外国語を通して異なる文化に触れ、多様性の理解や社会性をつけるのに役立ちます。
あなたが英語が苦手だと一緒に楽しめるかどうか心配になりますよね。でも、ゲームやパズルなど、できることを一緒に取り組んであげれば、お子さんにとって楽しい時間になりますよ。
幼児教室
幼児教室では、計算や言葉などの学習もありますが、その習得自体が目的なのではありません。
自主性を育て、自分の意見を考え表現すること、問題解決方法を考えるといった力を育てることを目的としています。
家庭や社会、生活全般にわたる様々な能力を遊びながら伸ばす場です。
親以外の大人と接する経験にもなり、お友達作りもできますね。
3~5歳におすすめの習い事
たくさんの言葉をつなげて話す、全力で走る、細かい手作業もできるようになります。大人と同じような動きができてきたら、こんな習い事も良いですね。
体操

体の動かし方の基礎が分かるので、後々他のスポーツをする時にも役立ちます。また、例えば“以前より走るのが早くなった”など、自分の成長がみえやすく自信にもつながります。
活発さが増す時期、家や公園以外の場所で体を動かせるのは、子どもにとってストレス発散になりますね。

子どもは日常生活の中でもたくさん運動をします。が、体操教室で準備運動を含め、しっかり指導を受ければ、よりバランス良く体を鍛えることができます。
音楽教室

楽譜が読めるようになるのはもちろんのこと、指先を使うことによる脳への刺激があり、表現力・集中力も身につきます。音符が理解できないうちでも、聞き取ったものを真似しようとするので耳のトレーニングになります。

母が通わせようと思ってくれなかったら出会わなかった趣味だと思うし、色々な場面で習っていて良かったって感じる度に、親に感謝する気持ちになります。
子どもの豊かな想像力は、音楽を弾く・聞く・歌うといった時にも発揮されます。遊び感覚で感性が養われる習い事ですね。
習字
小学校にあがる前に習字?と思われるかもしれませんが、指先を使うので脳に良い刺激となるのです。きれいな字が書けるだけでなく、正しい姿勢が身に付く、一生モノの習い事です。

お手本を真似て書くことで観察力も生まれます。東大生が子どもの頃やっていた習い事第6位が習字なのだそうです。長い時間集中力を維持するのが勉強に活かされるのかもしれませんね。
ICT
ICT教育ってどんなものなのか、まだ聞き慣れないですよね。2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されました。
デジタル化が加速する世の中を生き抜くために、必要不可欠な知識を、苦手意識を持つ前に楽しく触れておけば、小学校入学以降も将来にわたって長く役立ちます。
ICT教育について詳しくはこちら
幼児教育は必要なのか?
幼児期は学習と遊びの区別なく、多くを吸収できる時期です。その時期に様々な経験をすることで、学力とは別の能力を養えます。
子どもにとっては遊びも大切な勉強です。遊びに、幼児教育をバランス良く取り入れることで、将来につながる力が育まれます。
この幼児期の発達の特性に照らした教育とは,受験などを念頭におき,専ら知識のみを獲得することを先取りするような,いわゆる早期教育とは本質的に異なる。
幼児教育は,目先の結果のみを期待しているのではなく,生涯にわたる学習の基礎をつくること,「後伸びする力」を培うことを重視している。
幼児は,身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって,生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培い,また,小学校以降における教科の内容等について実感を伴って深く理解できることにつながる「学びの芽生え」を育んでいる。
(引用)第2節 幼児教育の意義及び役割:文部科学省 (mext.go.jp)

人の能力は二つに分けられます。
- 「認知能力」数字で測ることができるIQや学力
- 「非認知能力」協調性・社会性・やり抜く力など、生きるための力
この「非認知能力」が「後伸びする力」です。
幼児教育ってねただ大人が物事や考え方を教えるんじゃなくて子どもが主体的に考えて行動して生きる力を育めるようにすることなんだって🥺勉強なります〜
— かぴばら (@kapipikakita3cc) January 14, 2021
幼児期には生きる力「非認知能力」を高めるのが重要なんですね。
多くの研究により幼児期の教育で養われる非認知能力が、その後の学歴・年収など総合面で影響することが証明されています。
数ある研究の中でも、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授のペリー就学前計画が有名です。
その研究内容は、経済的に恵まれない3歳から4歳 のアフリカ系アメリカ人の子どもに、午前中は学校で、午後は先生が家庭を訪問し指導した結果を追跡調査したものです。

この幼児教育の重要性を示した研究は、日本でも注目されています。幼児教育は将来的な成績や収入も左右する研究結果もあり、幼い頃の経験は大事なのがよく分かります。なかでも幼児期には長期的効果を持つ「非認知能力」を高めることが重要なのです。
お金をかけて習い事をさせなくても、家庭内でできる教育もあります。が、親子以外の人間関係から新しい経験が得られる習い事は、非常に効果的です。
まとめ~まずは体験レッスンに行ってみましょう。
様々な習い事がありますが、幼児期に習い事をさせる際に大事なのは、お子さんだけでなくあなたもストレスなく楽しめるかどうかです。
習い事だけでなく家庭内でも、挨拶やお礼の言葉を言う習慣をつけるなど、しつけも重要です。おうちの中と外、それぞれで得られる学びを上手に取り入れて、生きる力を育ててあげましょう。
子どもが楽しいと思える体験なら、その先に一生ものの力が身についてきます。
体験レッスンを受けられる所が多いですから、パパ・ママも一緒に笑顔で通えそうか、まずは見学に行ってみませんか。
・送迎不要!コスパ抜群のプログラミング教室3選
あなたがお子さんに望むことは何ですか?
- 自分から進んで学ぶ子に育ってほしい。
- 物事をじっくり考えて、試行錯誤してほしい。
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あなたの願い、プログラミング教室がかなえてくれます。
⇒ 子ども・小学生向けプログラミング教室おすすめ3選
「プログラミング教室って、パソコンやタブレットをつかってプログラムを組むんでしょう?なんだか、難しそう…。わたしもよくわからないし。」
「プログラミングが得意になったら、将来どんなことに役立つの?」
「プログラミング教室?費用が高そう…。」
などなど。たしかに、ネガティブになる気持ちも分かります。ただ、AIなどITの技術は日進月歩であり、お子さんがITに関する知識を増やせたらいいですよね。プログラミング教室と言っても、それぞれの教室に特徴があります。
お子さんが
あなたの願いをかなえるプログラミング教室があります。
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